Windows Vista を使いこなそう!
Windows Vista Tips
雑誌などに掲載されているTipsからめぼしいものを適当に選んで転載しています.
(私にとっての備忘録,といった感じですかね・・・)
自分で登録した単語をビスタのIE7でも使えるようにする
辞書登録した単語や顔文字・絵文字がビスタのIE7で使えないというトラブルが発生した場合の対応方法を記述しておきます.
※他のブラウザを使用する,という対策もありますが,ここではIE7を使用する前提で記述してます.
対応方法の前に,まずは原因から.
《原因》
- ビスタには「通常の辞書」以外に「IE保護モード用の辞書」があります.
- IE保護モード用の辞書・・・
C:\Users\ユーザ名\AppData\LocalLow\Microsoft\IMJP10\imjp10u.dic - 通常の辞書・・・
C:\Users\ユーザ名\AppData\Roaming\Microsoft\IMJP10\imjp10u.dic
- IE保護モード用の辞書・・・
- IE7は保護モードが有効になっていると「IE保護モード用の辞書」,無効の場合には「通常の辞書」を参照しています.
《対策1》メモ帳で入力してからコピー&ペーストする
マイクロソフト提示の回避策.以下を参照.
Windows Vista の Internet Explorer 7.0 で日本語入力システムの一部の機能が使用できない
※都度こんな対応はしてられないような気がします.
《対策2》日本語入力したいサイトを信頼済みサイトに登録する
これもマイクロソフト提示の回避策.以下を参照.
登録した単語を Windows Vista の Internet Explorer 7.0 で使用できない
※書き込みするのが特定の信頼できるサイトの場合,この方法が楽です.でも,色々なサイトで書き込みする場合,「信頼済みサイト」にやたら登録することになり,リスクは増大しますね.
《対策3》IE7の保護モードを無効にする
対応1,2に比べて楽な対応ですが,当然「保護モード無効」はリスク増大ですね.
※IE7上で「辞書登録も行いたい」場合は,この対策を取らざるを得ません.
《対策4》常時「IE保護モード用の辞書」だけを使うようにIMEの設定を変更する
セキュリティレベルを落とさずに楽に対応,ということでこれがお勧めですかね.
設定変更方法を以下に記述します.
「通常の辞書」に登録済みのデータを「IE保護モード用の辞書」に移行する手順も含めています.データの移行が不要な場合は,以下の3,4のみ行えばよいです.
- 「辞書ツール」を開きます.(移行元の「通常の辞書」)
- 「ツール」→「一覧の出力」で登録単語をテキストファイルに出力します.
- 辞書ツールを閉じて,「プロパティ」を開きます.
- 「参照」ボタンを押して「IE保護モード用の辞書」を選択します.
- 再び「辞書ツール」を開きます.
- 「ツール」→「テキストファイルからの登録で先ほど保存しておいたテキストファイルを入力します.
「ディスクの管理」機能でパーティション分割
ビスタ上でパーティション分割を行うことができます.
手順は以下の通り.
- 「コンピュータの管理」→「ディスクの管理」を開きます.
- パーティション分割を行いたいディスクボリュームのイメージを右クリックし,出てきたメニュー内の「ボリュームの圧縮」をクリック.
- 「圧縮する領域のサイズ」をMB単位で指定します.
「圧縮可能な領域のサイズ」を超えないように.
「圧縮する領域のサイズ」が新ボリュームのサイズ(最大サイズ)となります.
「圧縮後の合計サイズ」が既存ボリュームの圧縮後のサイズです.
- 「圧縮」ボタンをクリック.→既存ボリュームが圧縮され「未割り当て」の領域ができます.
- 「未割り当て」の領域を右クリック.出てきたメニュー内の「新しいシンプルボリューム」をクリックします.
- 「新しいシンプルボリュームウィザード」が立ち上がりますので,指示に従い進めます.
- ウィザードでの指定が終わると,新ボリュームのフォーマットが始まります.
- 作業が完了しました.
スタートメニューの電源ボタンでシャットダウンできるようにする
ビスタのスタートメニューの電源ボタンは,「スリープ」に設定されており「シャットダウン」するにはその横をクリックしてメニューを開いて選ぶ必要があります.
- 「コントロールパネル」より「電源オプション」を開きます.
- 「プラン設定の変更」を開きます.
- 「詳細な電源設定の変更」→「電源ボタンとLID」内の「[スタート]メニューの電源ボタンの操作」で設定を変更します.
不要な機能を無効化する
- 「コントロールパネル」より「プログラムと機能」を開きます.
- 無効化する機能のチェックを外します.
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