Windows Vista(ウィンドウズ・ビスタ) − どのエディションを購入するか?
前掲の情報を基に,「ウィンドウズビスタのどのエディションを購入すべきか」ということに関して,おすぎの意見を以下に記します.
※以下をクリックするとページ内リンクでジャンプします.
★購入すべきエディションが決まった方はこちらへどうぞ!
プライベート専用で使用するPCの場合・・・
「Home Basic」,「Home Premium」,「Ultimate」から選択します.
通常版を買うのであれば,機能と価格の両面から判断して,この中では「Home Premium」がお買い得といえると思います.
- 「Home Basic」と「Home Premium」の価格差は,わずか3,780円です.
一方,両者の機能の差を考えるとこの価格差はかなり小さなものになっていると感じます.
もちろん,これらの機能を使用しない人にとっては全く無駄な出費となってしまいますが,現時点で将来に向かってこれらの機能を使用しないと断言できる人は少ないのではないでしょうか?
- 「Ultimate」は究極のエディションですので,もちろんこれが入手できるのが最善であるのはいうまでもありません.
ですが,いかんせん価格が高すぎます.(「Home Premium」+17,940円)
アップグレード版を買うのであれば,「Home Basic」や「Ultimate」の選択もありです.
- 「Home Basic」と「Home Premium」の価格差が,5,720円に広がります.ライトユーザーで価格重視の方は「Home Basic」を選択する余地は十分にあります.
但し,アップグレード版を購入するということ自体,お勧めできない側面があります.
Vista導入後になんらかの理由でOSを再セットアップしなければならなくなった場合,以前のOSのセットアップからしなければならないといった煩雑な作業が発生しえます.ライトユーザーにとってはこのような作業はかなりの難関となるかもしれません.
特に,アップグレードしようとしている現在のPCがメーカー製のものでOSの製品版CDがない(リカバリCDのみ)という場合は,なるべく「通常版」を購入することをお勧めいたします.
- 「Ultimate」でもアップグレード版となると価格は約三分の二となり「Home Premium」の通常版と並びます.
この価格で機能面で何の不足もない究極のエディションを導入できるとなれば十分検討の余地があります.
但し,この場合も上記の「アップグレード版であるが故のその後の煩雑さ」について十分考慮する必要があるでしょう.
業務専用で使用するPCの場合・・・
業務用であっても,スタンドアローンで使用するのであれば,あまり縛りはありません.どのエディションでも選択可能です.
ドメイン参加して使用することを念頭に置くと,必然的に「Business」「Ultimate」からの選択になります.
個人ユーズ向けのMedia系の機能を削れないというケースを除き「Business」を選択することで問題ありません.
但し,業務用にVistaを使うことの必然性が訪れるのは今しばらく先のことだと認識しています.
プライベート・業務共用で使用するPCの場合・・・
しばらく前であれば,一台のモバイルPCを昼は会社のネットワークに接続して使用.帰宅時にPCも持ち帰り,夜は自宅でプライベート用としても使用,という使い方もよくあることだったのかもしれません.
しかしながら,情報管理が厳しくなってきた現在ではそういう使い方は少なくなってきているとは思いますが,無いとはいえません.
こういった場合の選択として,以下の2つのパターンを記しておきます.
パターン1:
「Ultimate」を購入し,業務用としてもプライベート用としても使用する
費用面・業務環境が許せば,これが一番シンプルではあります.
しかしながら,業務環境によっては,管理上の理由により新しく出たてのOSをネットワーク接続させてもらえないことがあります.
また,ドメイン接続する為だけに「Home Premium」よりかなり高価な(通常版の価格差17,940円)「Ultimate」を購入するのは辛いかもしれません.
そのような場合は以下のような選択が適当かもしれません.
パターン2:
プライベート用には「Home Premium」を購入.業務用としてはこれまでのOSを継続使用する.デュアルブートとし,切り替えて使用する.
デュアルブートは特殊な環境なので,このような環境に移行することに躊躇するかもしれません.
Vistaからは細かくエディションが分かれました.これに伴いこれまで「個人用」と「業務用」で一台のPCを共用していた方も今後はPC自体分けたほうが使いやすいということなのかもしれませんね.
購入すべきエディションが決まった方へ
以下のリンクからamazonで購入することができます.
- ※国内配送料無料!
この改行は必要→